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歯周病治療は生活習慣の改善から

歯周病治療は生活習慣の改善から
〈バイオデントキュア〉治療を行って、一旦はきれいな口になったとしても、実はまた歯周病がぶり返すこともあります。それは、普段の生活習慣が大きく影響するからです。

治療、予防、双方のためにも、こんなことに気をつけましょう。

食事――よく噛んで食べる

食事――よく噛んで食べる
唾液には、細菌が繁殖するのを抑制する免疫効果をはじめ、食べかすを流して口の中をきれいに保つ、といった特徴があります。だから、よく噛んで食べると、唾液がたくさん出てきて、それが口の清潔を保ち、歯周病予防に役立つというわけです。

毎食、口に食べものを入れたら、回数を数えるなどしてよく感で食べる習慣をつけましょう。
唾液のことを考えると、朝食など食事を抜くのはもってのほか。しかし、暴飲暴食もNG。栄養のバランスを考慮した料理をよく噛んで食べる。そんな食事の仕方が歯周病のためにもふさわしいといえます。

こうして、唾液は食事中にたくさん出てくるものですが、実は、食事以外のときにも口の中で清浄作業をしてくれています。だから、唾液が足りないなと思う方は、普段からガム(もちろん、ノンシュガータイプ)を噛んだり、口を閉じて舌を動かしたりして唾液の分泌を促すのも手です。
口が乾きがちな方は口呼吸をしていることが多いので、ぜひ鼻呼吸を!

禁煙すべし!

禁煙すべし!
歯周病との関係でいえば、喫煙は血管を縮めるので悪影響を及ぼします。

たばこを喫うと、瞬時に有害物質が血管を縮め、血流が悪くなります。すると、たとえばバイオデントキュアの内服薬の成分が末梢血管まで届きににくく、その分効果も激減。

あるいは、血行不良で歯肉に症状が出にくくなったり、出血しなかったり、と症状が見えなくなりがちで、歯周病に気づくのが遅れてしまいます。もちろん、歯の裏や口内につくタバコのヤニも汚れの一部ですから、いいわけがありません。

適度な運動

適度な運動
口の中と全身運動は関係ないと思われるかもしれませんが、身体を動かすことも歯周病の改善、予防に役立ちます。というのも、運動することが血行に関係するからです。

歩く、走る、ストレッチなどの運動をすると、血流がよくなり、全身に血液が行き渡ります。そうすれば、歯周病の内服薬をはじめ、薬の成分はもちろん、栄養なども運ばれやすくなります。それだけでなく、内臓や各筋肉を活性化することにもなり、全身の健康につながります。

また、身体を動かすことは精神的な抑制の発散、いわゆるストレス解消にもなります。

ストレスはNG

精神的な悩みなどのストレスを抱えていると、これも血管を縮めて、血流が悪くなります。また、ストレスは交感神経を優先的に働かせることから、唾液がネバつきやすくなり、結果、口内の細菌の繁殖を助けてしまいます。
睡眠不足にもなりがちで、抵抗力の低下を招くことも。

そのほかにも、ストレスによって、1日3回の歯みがき習慣を破るなどの生活習慣の乱れが引き起こされることもあります。そうなると、心の病が歯周病、さらには全身疾患へと繫がる可能性もあるので要注意です。ストレスのない規則正しい生活も、歯周病の予防には大事な要素なのです。
問い合わせ TEL 054-272-6480